先日、電車に乗ったときの話です。車内は座ったら誰かと隣同士になるくらいの乗車率でした。

 私の隣には若い女性がおりました。女性は左の手のひらと、膝の上のかばんに置いた本を交互に見るようなしぐさを繰り返しておりました。

 本に熱中するあまり、膝上のかばんが、本の重さと「肘を押し付ける力」でぺちゃんこにされている姿がかわいく、若さって何でも夢中になることなのかも…とほほえましくチラ見をしておりました。不審者ではないのであしからず。

 お分かりかもしれませんが、彼女が読んでいたのは分厚い女性誌の「手相の特集記事」。自分の手相と紙面の手相を見比べて「私は××なタイプかも」とか「××になっちゃう線が出てるよー、やだなー」との結果に喜んだりガッカリしていたのかもしれません。

 手相というものは「自分の傾向や運命」を認識して、対策を考え出すものだと解釈しています。「こうすればよいでしょう」というお告げのような占いよりは、自己判断の比重が高い占いの一つだと思うのです。

壇蜜もっと はあはあ